酒とハコテンの日々

俺は食わず嫌いが多い。意外だとか言われるけど多いのだ。
最近は酒の力を借りて次々克服しておりますけれども。
食わず嫌いっていうのはやっぱり「自分が嫌いそうだな」っていうイメージからきてるよね。
ゴキブリも先入観から嫌われていて、ゴキブリの出ない地域の人は全く怖がらないって言うし。
いやいや、食べ物の話してる時にゴキブリの話するもんじゃないな。


こういうとこがもう先入観丸出しだよねー。
そもそも先入観を持つなっていうのは無理な話だ。
殆どの事柄は日常会話で出ていて、ちょっと耳にしたことで無意識にイメージ、先入観を形成してしまう。
さらに耳にした話=その事柄について多少なりとも知っている人の話
となり、「先人や経験者の話は信じられる」と思いがちである。先人を重んじる日本人なら尚更だ。
いや、右向け右の日本人というべきか。
もし先入観=先人の知識・知恵であるなら、先入観を持たない事というは伝統を、極めて言えば常識を覆さなければならない。
常識を覆すというのは今の日本で最も成すのが難しい事の一つではないだろうか。
それをやろうとした人たちが異端者として囚えられたり、事業で成功している。
先人の知識を借りず且つ常識にまで囚われないというのはかなりのリスクを背負うだろう。


という訳で先入観を持たずに赤ウー切ったら親ッパネ食らったから、先人の知識は大事というか危ないもんは危ないねって事を俺は声を大にして言いたい。